久しぶりの更新となりました。
院長の中川です。
今日から5月のスタートです。
飯塚市のお天気は、とても爽やかな青空です。
今日は自律神経失調症の不調者さん(女性)のお話です。
九大病院の心療内科、脳神経外科を受診し、「心身症」「不安症」「自律神経失調症」と診断され治療を受けるが、症状が全く改善されない。
ということで、最初は、暗い表情で、悲壮感を漂わせて、こんな私でも良くなりますかと、相談にみえられました。
自律神経失調症の症例はたくさんあり、いずれも改善が見られていますので、試しに4~5回お見えになったらどうですかとお勧めして、来院が始まりました。
そして、8回目に来院頂いた、昨日のことです。
新聞紙に包んで持参いただいた切り花を頂きました。
なんでも、妹さんの庭に咲いていたものだそうです。
お荷物になるのにわざわざ持参いただき、とてもありがたくいただきました。
早速、スタッフが、応急の花瓶(ペットボトルをカットしたもの)を作って、飾ったところ部屋がとても明るくなりました。
当初は、
①不眠(入眠剤を飲んでも3時間半ぐらいしか眠れない)
②倦怠感(からだがだるく、気力が湧かない)
③不意に不安感にとらわれる(症状が出ると、血圧が上がり、全身にふるえが来て苦しくなる)
と訴えられていた症状も、ずいぶん改善し、笑顔が出るようになりました。
お花を頂いたことも、嬉しく、ありがたい出来事でしたが、症状が取れてきて、周りに気配りが出来るようなところまで、不調者さんに心のゆとりが出来てきたんだなーと一人感動しました。

頂いた切り花です